スティーブ・ジョブズ どんな人?

Appleの共同創設者であり、革新的な製品群で世界を変えた人物、といっても差し支えない人物、スティーブ・ジョブズ。 

 iPodなかったら、スマフォもきっとなかったよね。少なくとも今のように誰もが手軽に使えるデバイスになるまでには、もっと時間がかかっていたでしょう。

初代アイポッド

「ウォークマンじゃだめなんか…」

時代を作ったAppleを創設し、そのヒット商品群の開発を牽引したジョブズの人生をのぞいてみましょう。

「百番煎じ」

1.年表

 

1955年: カリフォルニア州サンフランシスコで誕生。生後すぐに養子に出される。

1972年: リード大学に入学するが、半年で中退。

1976年: スティーブ・ウォズニアックと共にApple Iを開発し、アップルコンピュータを設立。

1984年: Macintoshを発売。

1985年: アップルを辞任し、NeXTを設立。

1986年:ピクサーを設立

1996年: アップルに復帰し、CEOに就任。

2001年: iTunesとiPodを発売。

2007年: iPhoneを発表。

2011年: 10月5日に死去。

ジョブズは学生カップルの間に生まれて、すぐ養子に出されたようです。

「結構ハード、、アメリカだと普通なのかな、」

2.幼少時代~学生時代

育ての父は機械工作や車の修理の仕事をしていたそうで、幼いころから工作や電気といったことに興味深々な子どもだったようです。


あまり育ての親に対するネガティブな記述が出てこないので、養子とはいえ良い環境で育ったのかも知れません。

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「イメージ的に、憎むべき幼少期であれば各所でぼろくそ言ってそうだから、きっと幸せだったんでしょう」

 

大学はイギリスの国立大学「リーズ大学」に進学しています。

世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds:QS)2025年版では、
リード大学はランク82と評価されています(日本の大学だと、東京大学でランク32、東京工業大学がランク84と評されています。)

一概に偏差値で図るランキングではないですが、優秀なのは間違いないでしょう。

 

 

半年で退学したのは、必修科目に興味を持てず、また両親のためた学費を無駄にすることに罪悪感を感じた、という理由からだそうです。

 

「一説ではIQ160とかいわれてますね」

3.アップルの設立

 

その4年後1976年にはApple 1をガレージで開発、組み立てて販売、その営業益で「Apple」を設立しています。当時200台ほどの販売といわれています。

 

↓「Apple 1」動いている所が見れます!!

「プレミアとかいうレベルじゃねえ、、」

4.流行の創出

 

その後はユーザー向けにはじめてグラフィカルユーザーインターフェースを搭載した「マッキントッシュ」の発売(1984)、それまでのスケルトンとカラーリングでPCの印象を変えた「iMac」(1998)、「iPod」(2001)、「iPhone」(2007)

と時代を牽引する商品を手掛けていきます。

 

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「iMac、今見るとまあカッコよくはないけど、その頃のPCってだいたい右だからね。目をひくよな」

 

 

よく言われることですが、Appleが新しい革新的な技術を開発するわけではないですが、既存の技術をユーザーの「欲しい」に落とし込むことができる、そんな印象を受けます。

ジョブズはマーケティングの天才でもあるのでしょう。

 

 

「Appleという社名も、想定されるライバル会社の社名よりも電話帳で上に来るから、という理由もあったそうだからね。マーケターの鑑。」

5.晩年

 

2005年にはスタンフォード大学の卒業式でスピーチを行っており、多くの人に影響を与え、大変有名なスピーチとなりました。円熟期ともいえる時代のスピーチからは、彼の人生に対するマインドの一端を知ることができます。

その中の一節をご紹介します。

 

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「先を見越して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。」

 

「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」

 

「ハングリーであれ。愚か者であれ。」

 

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「世界有数の成功者だけど、決して全てが思い通り、計画通りに運んで成功しているわけではないんだろうね」

 

2011年8月、すい臓がんで56歳の若さで亡くなっています。